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押尾被告、有名芸能人で初の裁判員裁判に(産経新聞)

 田中香織さんの異変から死亡までの時間は「約1時間」で救命可能性が高かったとする捜査側に対し、押尾学被告は「急変した」などと取調室で救命可能性を否定してきた。今後、真相の解明は法廷へと舞台を移すが、裁判員は押尾被告の主張に信憑(しんぴょう)性があるのかを判断することになりそうだ。

 捜査関係者によると、押尾被告は友人からMDMAを受け取り、田中さんに渡したことについては当初、全面否認。ところが友人が押尾被告への譲渡を認めると、受け取ったことは認めた。だが、「8月2日のMDMAは田中さんが用意した」と供述し、核心部分については一貫して否認したままだ。

 今回は有名芸能人を裁く初めての裁判員裁判になるとみられる。供述の信憑性が争点となるだけに、ファンであるなど被告への「印象」も裁判を左右しかねない。検察幹部は「公正を欠く恐れがあるか判断する」とし、検察、弁護側が特定の候補者の選任を拒否する「忌避」を行うかも注目を集めることになりそうだ。

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